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■紫外線の皮膚への影響
紫外線(UV)はUVA(315〜400nm)、UVB(280〜315nm)、UVC (100〜280nm)に分類されます。
290nmより短い波長は成層圏のオゾン層で吸収される為、UVCは地上にほとんど到達しません。
よって人体に影響を与える紫外線はUVA、UVBです。
人が「太陽に当たると気持ちが良い」と感じれば、その事がストレスの緩和にもつながる為、UVは人体に良い影響を与えているといえないこともありません。
また、UVは骨を丈夫にするビタミンDを皮膚で作る作用もあります。
ただ、いくらUVに当たってもビタミンDは一定量しか作られないので、日常生活で浴びるUV量で十分と言われています。
UVが人体に及ぼす悪い影響は、皮膚に様々な弊害が生じる事です。
例えば、長い時間太陽に当たると「日焼け」が生じます。
また長年にわたってUVを浴び続けると、「しみ」や「しわ」などの光老化といわれる慢性障害が現れてきます。
皮膚癌を誘発する場合もあります。
少なくともUVが最も強くなる梅雨前から夏季の間は、サンスクリーン剤(日焼け止め)を使用した方が良いでしょう。
どのようなサンスクリーン剤を選ぶかは、SPFやPAの値を目安にします。
これらはサンスクリーン製剤の表面に表示されています。
SPF(sun protection factor)はUVBを防御する指数です。
PA(protection grade of UVA)はUVAの防御効果を表しています。
日常生活ではSPFが10前後、炎天下のスポーツや海水浴では30以上が目安ですが、自分が日焼けしやすいかどうかも考慮して決める必要があります。


■水虫
「水虫」とは主に足の皮膚や爪に寄生するカビ(白癬菌)です。
昔は田んぼで農作業をしている時に、水に浸かっている足先がムズムズ痒くなるので、「水の中に何か虫がいるのでは?」と思われたのが「水虫」の語源だと言いますが、はたして水虫は本当に痒いのでしょうか? 
水虫薬のCMでは、趾の間をボリボリ指で掻きむしる絵が良く使われています。
それを見た人は、「水虫は痒い」「足が痒ければ水虫」と強く印象づけられますが、実際の診療の場では痒みを主訴に来院する水虫の患者さんはあまり多くありません。
最近の統計では、痒みを自覚する水虫は半数以下とされています。
そう考えると自覚症状が乏しい為、気づかないうちに水虫に罹患しているケースも割と多い事が想像できます。
わが国では2100万人(5人に1人)の人が水虫だと言われています。


■アトピー性皮膚炎の診断
アトピー性皮膚炎は、「増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と、定義されます。
アトピー素因とは、家族歴や既往歴に、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎のうちいずれか、あるいは複数の疾患が存在するか、またはIgE抗体を産生しやすい素因を持つものを指します。
診断基準には3項目の基準が示されています。

第1は「掻痒」です。

第2には「特徴的皮疹と分布」と記されています。
特徴的皮疹とは、急性病変(紅斑や丘疹、浸潤性紅斑、痂皮など)と慢性病変(硬く厚く粗雑な皮膚、いわゆる苔癬化局面)が混在する湿疹病変を指します。
このような皮疹が左右対称に分布している点などが特徴です。
例えば、肘の内側に苔癬化局面があっても、それが左右どちらかにしか存在しなければ、アトピー性皮膚炎の特徴を満たしません。(慢性の接触皮膚炎など、他疾患を考えます)

第3は「慢性・反復性の経過(しばしば新旧の皮疹が混在)」とあります。
乳児は2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性としています。
以上、1,2、および3の項目を満たすものを、症状の軽重を問わず、アトピー性皮膚炎と診断します。


■代謝量と筋肉量
同じ食事をしていても太る人と太らない人がいます。
これは代謝量の違いによります。
使用されるエネルギーが多ければ太りません。
何もしないで寝ていても消費されるエネルギーを基礎代謝量といいます。
基礎代謝は筋肉量に影響されるものが多い為、個々に代謝量の違いがあります。


■貧血気味の人はお茶に注意??
食事中や食事直後のお茶って美味しいですよね。口の中がスッキリとして・・・。
美味しいという理由以外にも習慣で飲んでらっしゃる方も多いことでしょう。
でも貧血気味(鉄欠乏性貧血)の人はご注意を。
それはお茶に含まれるタンニンにより、食物から摂取した鉄分の吸収が妨げられてしまうからです。 (人間の体は鉄を作り出すことは出来ませんので食物から補給する必要があります)
食後最低でも20分はひかえた方が良いでしょう。


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